シェーブルチーズのヤギミルクを生み出すヤギってどんな動物?

今はあまり身近に見かけることの少ないヤギたち。

日本にヤギがやってきたのはいつ頃か、知っていますか?

小屋で草を食べる子ヤギ

乳用よりも肉用の方が長い「ヤギの歴史」

肉用のヤギが日本へやってきたのは700〜800年頃、九州や沖縄の島々で自家用に飼われていたそうです。数年前(2013年頃)のヤギの飼育頭数(家畜改良センター)では、沖縄がもっとも多く、ついで北海道、鹿児島と今でも沖縄や九州地方ではヤギが身近な動物であることがわかります。

それに対して乳用のヤギの歴史は、肉用と比べて新しく、肉用のヤギが日本へやってきたよりも1000年以上後、江戸時代の終わり頃にペリー提督が日本へ持ち込んだことが始まりと言われています。

 

ヤギの前歯は下側しかない!

ヤギには角が生えるヤギと生えないヤギがいます。また、ヤギの前歯は下側しか生えていないので、くちびると下の前歯、歯ぐきを上手に使って、短い草も根こそぎ食べます。ヤギが生えている草を上手に食べている姿はとてもかわいらいいですよね。

また、お母さんヤギは子ヤギを出産してから240日くらいの間、お乳を出します。メイちゃん農場のシェーブルチーズやヤギ乳石鹸の原料であるヤギミルクは、産後2ヶ月くらいは2L/回、それ以降はおおよそ平均して1L/回くらいの搾乳を行っています。一年中お乳が出るわけではないので、貴重なミルクであることがわかります。

(参照:ヤギってこんな動物

 

ヤギが好きな食べ物はイネ科のかたい草

イネ科の植物「ネコジャラシ」

ヤギは羊や牛と同じ草食動物で、好物はイネ科のかたい植物などです。その他にもヨモギレンゲ、クリやカキなどの木の葉を食べたり、栄養バランスを整えるために飼料作物としてトウモロコシやサツマイモの芋づるなども好んで食べます。

そして、牛と同じく食べた草や飼料をなんども反すうして、胃へ送って消化します。

 (参照:ヤギの飼い方・育て方

 

雨や暑さが苦手

もともとはアラビア半島のある西アジアの山岳地帯にいた野生のヤギですが、湿気や雨を嫌い、乾燥しているところを好みます。遊牧民に飼われたいたことを思うと、乾燥を好むことも納得できます。

しかし、強すぎる日差しや暑さも苦手なので、今夏の猛暑はとても過ごしにくかっただろうと思います。この夏の猛暑ではメイちゃん農場のヤギたちも小屋の中で過ごしていました。

 

いかがでしたか?少しヤギのことを知っていただくことができたでしょうか。今日はあまり知られていないヤギたちの歴史や体について、ご紹介しました。

メイちゃん農場では、ヤギの性格や相性に合わせて、飼育小屋も分けています。その飼育方法などについては、また別の機会にご紹介します^^